最終更新日 2008年9月4日
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  広島芸術学会第84回例会案内
【日時】 2008年9月21日(日)  10時30分〜16時30分
【会場】

広島市植物公園 展示資料館2階講堂

【内容】 発表@
染色作家 井上 三津子
 ・お話「自然を染める草木染」
 ・ワークショップ「和紙の柿渋染め」

  日ごろ、私たちが何げなく眺めている草や木は、花や葉・枝だけでなく、見えない部分の樹皮や幹・根っこなどにも豊かな色を宿しています。自然がつくり出すそれらの色を人が染料として使い、天然の素材に染めたのが「草木染」です。科学染料と違い、天然染料は一つの染料で何種類もの色を現すことができます。その色合いは穏やかで深みがあり、私たちに安らぎを与えてくれる魅力にあふれています。草木染のワークショップも行います。


◆発表A
山東大学文藝美学研究センター 馬 龍潜
 ・中国の環境美学の形成と発展について
  −文藝美学との関連で−

 いわゆる環境美学のことを中国では生態論美学として考えている。中国の環境美学は、中国社会の発展と美学という学問の展開過程が、現代に於いて出会うことによって生じた新しい美学の理論的形態である。生命の維持・発展という究極的な意義に注目すれば、人と自然は一体的であり、万物は皆平等である。これら万物の間に存する共生性、即ち相互に連関し融合して存在しているという存在(論)的な特性は、環境美学の成立にとって基本的な立脚点である。現代文化から環境文化への転換は、環境論的な文藝美学を樹立するための理論的基礎を提供した。
中国の環境美学、即ち生態論美学は、具体的には、自然の美にのみ立脚するのでも精神の美にのみ立脚するのでもなく、この二つの視角から、人間と自然との調和する世界を考える。環境美学は、人類のより良い生存をかけて、人と自然との調和(ないし不調和)を問い直す。この人間社会の姿勢を基礎とすることによって、環境美学に対応した文藝美学は、初めてその藝術上の本性を展開させることができる。 広島の皆様には、中国の環境美学について上に述べた理論的な問題の前提である、具体的な事例を中心にお話させていただければ、と考えています。


◆植物公園見学
 植物公園学芸員によるガイド
<インフォメーション>

<書展の案内>

★アートな瞬間 〜明日を信じて〜 前衛集団「太陽社」の仲間たち
前衛書道を学んだ16名が、各々の今の生き様を示す「アートな瞬間」を旧日銀の空間に展開。一階大ホールでは、「命」をテーマに、来場者の参加によるオブジェ創りを行う。出品作家16名のうち、足利敏子、椎木 剛、三好尚美、山本てるみの4名は当学会の会員の方々。
 
日 時:10月1日(水)〜19日(日) 10時〜19時
会 場:旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町5-21)
入場無料

広島芸術学会事務局から
○予定ではありますが、今年度の例会日程が決定しました。
 第85回/12月20日(土)
 第86回/2009年3月14日(土)
 第87回/5月16日(土)
★心の旅 高山博子作品画展
会期:10月7日(火)〜13日(月) 10時〜20時(最終日は16時まで)
会場:そごう広島店 本館8階 美術画廊(広島市中区基町6-27)
★第11回 創手人・染展
日時:9月30日(火)10時〜10月5日(日) 9時〜17時
   (10月4日のみ、19時まで)
会場:広島県立美術館地階 県民ギャラリー(広島市中区上幟町2-22)
内容:布、紙などの材料に、草木による染料を用いて染め上げたパネル、屏風、衝立、および会員30名が共同制作したインスタレーション「秋色ファンタジー」などを発表する。
★与勇輝展 ―また あなたに 会える―
日時:9月27日(土)〜10月13日(月) 10時〜16時 休館日は第1・3土日曜日
会場:今井美術館(江津市桜江町川戸472-1)
内容:今にも動き出しそうな、生き生きとした表情にあふれ、人々の胸の奥に隠れたノスタルジックな世界を呼び起こしてくれる人形を創る与勇輝の作品展。